【求人に頼らない】最近話題の保育ママってなに?【後編】

保育ママになると休めない?

ここで心配になるのが、「自分のみで運営するとなると、毎日働かないといけないんじゃないの?」ということですよね。保育園によっては、土曜保育があるところもあります。保育ママも同じように、土日も対応しなければならないんでしょうか?

保育ママとしての保育がお休みの日は、自治体によって違います。

一例として、東京都江戸川区の例をみてみると、「日曜、祝日、年末年始はお休み。それに加えて、保育ママが年次休暇をとる、年間12日はお休み。また、両親のうちどちらかの仕事がお休みの日は、家庭での保育をしてほしい」となっています。

パートやアルバイトのように少ない日数でのお仕事は出来なさそうですが、毎日フルタイムで働くことを考えている保育士さんにはぴったりかもしれません。

また、自分が病気になったり研修があったりなどで補樹ができないときは、市区町村内の他の保育ママを紹介するということになっている自治体がほとんどです。なにか不安がある方は、担当の窓口で聞いてみてください。

 

保育ママとして何人預かれる?

市区町村によって違うのですが、1人の保育ママが預かることが出来るのは3人程度です。補助の方がいれば、5人程度あずかれる、という場合もあります。

保育料や補助金を考えると、3人あずかれば保育士として保育園で働くより収入はアップしそうですね。

また、受け入れ可能な年齢は、0~2歳の乳幼児を対象にしている自治体がほとんどのようです。乳児が好きな保育士さんや、乳児園での経験がある保育士さん、また小さい子を育てた経験のあるお母さんであれば挑戦してみてもいいのではないでしょうか。

お昼ごはんやおむつの用意は?

お昼ごはんは基本的に「お弁当持参」としている自治体が多いようです。今はアレルギーをもつ子どもたちも多く、口に入れるものについては特に注意が必要です。家庭で用意していただいたお弁当の食事介助をするのであれば、保育園でのごはんの時間の経験が活かせますし安心ですね。

おむつについても、基本的に持込みとしている自治体がほとんどです。また、その他消耗品代としての料金もいただけますので、準備するものがたくさんになってお金がかかる・・・ということにはならなさそうですね。

筆者

関西の保育園で、保育士としてはたらくアラフォー女性です。毎日、家事に育児に仕事に・・・と奮闘中です。

幼稚園、院内保育での勤務経験もあり。保育のコツや転職のコツについてご紹介していきます。

まとめ:保育ママに向いている人は?

いろいろ保育ママについて見ていると、「ちょっとやってみたいな」と思う保育士さんもいらっしゃると思います。

保育ママとして向いている方は、ずばり「子どもが大好きな人」です。1人が受け持つ人数は少ないですが、多くの業務を並行して仲間の保育士さんとこなす保育園と違い、保育ママは「子どもとじっくり向き合う」という時間がとても長くなります。

1人1人のこどもに愛情をもってしっかり向き合うことができる保育士さんでなければ、保育士さんにとっても子どもにとってもストレスのたまる環境になることもあります。

興味を持たれた方は、まず市区町村の担当窓口に詳しい話を聞きに行ってみましょう!

【求人に頼らない】最近話題の保育ママってなに?【前編】

みなさんは「保育ママ」という言葉を聞いたことがありますか?

保育士さんでしたら、周囲の保育士さんから「保育園を退職して、保育ママとして仕事してるよ~」という話を耳にしたことがあるかもしれませんね。実際に、私の知人の中にも「保育ママ」として独立した友人がいます。

独立というと大変そうに聞こえますが、就業規則にしばられず自分の思うような働き方ができたり、収入がアップしたり、いろいろメリットもあります。

そんな話題の「保育ママ」とはどういうものなんでしょうか?詳しくご紹介します。

保育士と保育ママ

保育士と保育ママ

保育ママってなに?

保育ママとは、国の「家庭保育事業」で出来た役割です。この制度は、家庭的保育者と呼ばれる「子どもの保育について詳しい知識を持った人」の家などで保育を行うという事業で、児童福祉法に定められています。この「家庭的保育者」のことを、保育ママと呼んでいるのです。

保育ママになるには?

家庭的保育者、通称保育ママになるには、市区町村による認定を受ける必要があります。大切な子どもを預かる仕事ですから、ちゃんと適した人物かどうかしっかりチェックする必要があるんですね。

ちなみに、保育ママの基本的な条件は、「乳児・幼児の世話をしたことがある人、もしくは、看護師・保育士など子どもの世話について専門的な知識がある人」ということです。

また、自分が保育ママとしての要件を備えているだけでなく、実際に保育を行うことになる場所(家など)も市区町村などが定めている条件をクリアする必要があります。家の空いた部屋で・・・と考えている方は、事前に自分の環境が条件をクリアしているか、市区町村の要件を確認してみましょうね。

保育料金はどれくらいもらえるの?

運営するとなると気になる「保育料金」などのサービス内容となる部分も、市区町村によって定められています。

ここでは、東京都江戸川区の例をみてみようと思います。(2016年6月現在の情報です。また、正確な情報は市区町村の担当へお問い合わせください。)

基本保育料が、毎月14000円です。兄弟など1家庭から2人以上預かる場合、この基本保育料が半額になるという割引もあります。

光熱費や水道代、消耗品代が3000円です。ただし、お昼ごはんのお弁当やおむつなどは家庭のものを持込み、となるので、これらのものについては保育士さんが準備する必要はありません。

時間外保育をする場合は、時間外保育料が1時間あたり400円となります。

これだけ聞くとかなり安いなあと思われるかもしれませんが、保育ママにも認可保育園と同じように「行政からの補助金」がいただけます。

例えば東京都江戸川区の場合であれば、環境整備費として毎月3万円いただけます。2人以上預かる場合には、ちゃんと加算もあります。それに、保育補助費として、乳児1人につき、毎月7万円の支給があります。

預かる人数にもよりますが、保育士として保育園で働くのと同じくらいの収入が見込めそうですね。

筆者

関西の保育園で、保育士としてはたらくアラフォー女性です。毎日、家事に育児に仕事に・・・と奮闘中です。

幼稚園、院内保育での勤務経験もあり。保育のコツや転職のコツについてご紹介していきます。

まとめ

次回は保育ママのお休みや預かる子どもについてご紹介します!