第23回公演『モンローによろしく』(『ハリウッド・バビロン』改題)

大阪/1993年5月15日(土)・16日(日)貝塚コスモスシアター
東京/1993年8月31日(火)〜9月5日(日)THEATER/TOPS
作・演出 マキノノゾミ

CAST
ウィリアム・H・ポラック 杉山良一(劇団扉座)
シェリー・ハックマン   キムラ緑子
キース・ワイルド     小市慢太郎
エリス・ミッチェル    林英世
ジャック・ヘイワース   三上市朗 穂積哲也(Wキャスト)
ダリル・F・ザナック   酒井高陽
ハギー・マルカーニ    木下政治
オリビア・ハルミトン   勝平ともこ
ジョーン・ホワイト    白木三保
ヤング・ガール      松井真紀
DJ           川下大洋

STAFF
照明 大川貴啓
音響効果 堂岡俊弘
照明補助 三好里美 藤原孝一 三輪浩子
舞台監督 宮武祐一郎

イラスト 石渡治
宣伝・美術 粟根まこと

制作 後藤正治 小川友記子 田中佐和子
企画・製作 劇団M.O.P. 株式会社BORDER

▼あらすじ
 1941年、ハリウッド。二十世紀フォックスの映画監督ビリー・ポラックと、スター俳優キース・ワイルドは侃々諤々の論争を続けていた。二人が撮ろうとしている映画「暁の二人」、そのヒロイン女優が決まらないのだ。そこへ現れた娘・シェリー・ハックマンに、どこにでもいる女優志望の女以外の何かを感じた二人は、シェリーを抜擢する。こうして、三人の友情が始まった。
 ギャングのハギー・マルカーニに出資を約束させ、脚本の書き直しを要求する名プロデューサー、ダリル・ザナックを説き伏せ、撮影再開……と思われた直後、太平洋戦争が勃発し、映画の製作は中止となる。
 時は流れて1952年。シェリーはキースと結婚後、一子をもうけたのちに離婚。押しも押されもせぬ大女優となっていた。だが、レッド・パージ(赤狩り)の嵐が彼らを襲う。顔なじみだった映画記者・エリスは仲間のジョーンを密告していた。かつて撮影技師だったジャックは飛ばっちりを恐れて去る。そしてビリーが、親友でもあったキースを密告していたことが分かる。キースは、二度と映画に出演出来ない事を知って愕然とする……。
 皆、シェリーの下を去っていく。新作映画の役も、新進女優・マリリン・モンローに奪われたシェリーに、最愛の息子がベトナム戦争で戦死したという悲報が届く。

 シェリーの目に、かつて、ビリーやキースと出会ったスタジオの風景が浮かんでくる。

※翻訳劇スタイルの芝居。すべてのキャストが外国人になりきって演技。